hachiNote

勉強したことをメモします。

sprk2012にスタッフとして参加しました

目的

2012年9月14日〜16日に行われた、Sapporo RubyKaigi 2012 (札幌Ruby会議2012)(略称 sprk2012)にスタッフとして参加しました。
会期を終えて、個人のふりかえりをしてみたいと思います。

スタッフとしてのお仕事

私の担当は受付でした。大きなトラブルも無く、自分の作業はきちんとこなせたのではないかなと思っています。

といっても、受付チームのまとめはきのこ先輩やどや先輩がいつもやってくれていたので、基本的に私は指示を受けて動いていただけです。主体的には動けていない。みなさんの働きぶりとは比ぶべくもありません。

個人的に目標にしていたこと

スタッフのミーティングに参加するようになって、すぐに受付チームへの配属が決まりました。そのときに密かに私が思っていたことは、「海外からの参加者が受付に来たときに、せめて必要最低限くらいのことは英語でやりとりできるようになろう」ということです。

そのために、5月からマンツーマンの英会話レッスンを始め、週1回のレッスンと日々の自習を重ねました。その結果、目標は達成できたと言えるくらいにはなれたのかなと思います。あくまで簡単な対応は、ですけど。

特にうれしかったのは、オープニングパーティーで海外からの参加者の方とお話したときのこと。

話す相手がいなくて退屈そうにしていた海外の方がいらっしゃったので、料理を取り分けつつ思い切って話かけてみました。最初はちょっと怪訝そうな様子で見られていた感じでしたが、しつこく話しかけていると、だんだん話に乗ってきてくれて、帰り際には「話をしてくれてありがとう。たのしかったよ」といった感じのことを言ってもらえてじーんと来ました。こっちこそ、私のひどい英語を一所懸命聞いてくれてありがとう。

でも話がややこしくなったときにはいつもi18nチームの方がそばにいてくれて、すぐに助けてもらっていました。i18nチームは本当にすごいです。尊敬します。

そもそもどうして実行委員を?

Sapporo Ruby Kaigi 2012が三日間開催されると知ったときのこと。
私は1年半ほど前から札幌のいくつかの勉強会に参加するようになったばかりですが、札幌の技術系のイベントで3Daysで行われるイベントなんて聞いたことがなかったです。

これはすごいことが起きようとしているのではないか。主催者の熱い思いががんがん伝わってくるようで、自分もこの熱い流れに加わりたい!という気持ちが急に湧いてきました。

そのすぐ後に、たまたま実行委員の一人の方と飲む機会があり、自分も何かしたいと伝えたところ、やりたいのであればやりたいと言ってみたらどうかと言われました。その言葉に後押ししてもらう形で、実行委員長のしまださんに直接メールを送ってみたのです。

今思えば、私にしては結構大胆な行動です。実はRuby札幌の勉強会には一度も参加していないし(毎回都合が悪くて参加できていなかっただけですが)、Rubyのコードもあまり書いたこと無いし、なにより何の実績もありません(実際、今回の実行委員のなかで最も皆さんに知られていないメンバーの一人だと思います)。実行委員として参加できたこと自体がありがたいことです。

Kaigiの印象

私はRuby会議は札幌Ruby会議03しか参加したことがなく、そのときはただの一参加者で、懇親会にも参加せずに帰りました。なので、Ruby会議にどっぷりつかるのは今回が初めてでした。

参加される方々を見て思ったのは、みなさんKaigiに参加することを本当に楽しみにして来てくださるんだな、ということです。セッションを聞いたり、懇親会で初めて会うひとと話したり、ひたすらもくもくしたり。みんな楽しそうです。

いつもなら見知らぬ人に話しかけられない小心者の私ですが、スタッフTシャツを着ていることでちょっとだけ積極的に話をすることができて、自分も今回はKaigiに参加できたなぁと感じました。

広がって行く想い

実行委員として参加したことで、Kaigiが出来て行く過程を見ることができたわけですが、その過程をふりかえってみると、

しまださんという一人の人の熱い想いが、スタッフに広がって行き、スピーカーに広がって行き、参加者に広がって行き、そして最後はみんなのKaigiになった。

そんな印象を受けました。その過程を見ることができたのが、もっとも価値のあることだったかもしれません。