hachiNote

勉強したことをメモします。

NAS(BUFFALO LD210D)にWindows10からつながらなくなったときの対処

目的

対処法の備忘録。

 

背景

BUFFALOの LD210DというNASを使っていました。普段はMacから使っていて、特に何も問題はなかったです。Windowsはたまに使っていて、普通に接続できていました。

 

最近Windows環境も一新しようと思い、Windows 10の環境を一から作り直しました。するとNASにつながらないのです。「\\NAS名」や「\\IPアドレス」でアクセスしようとしても見つからないと言われてしまいます。

NASの取説には、共有フォルダにアクセスする手順として以下のように書かれています。

 

1 Windowsをお使いの場合は、デスクトップの「BUFFALO NAS Navigator2」アイコン(  )をダブルクリックします。
Macをお使いの場合は、Dock内の「NAS Navigator2」アイコン(  )をクリックします。
2 NAS Navigator2に表示されている本製品のアイコンをダブルクリックします。
3 共有フォルダーが開きます(Macをお使いの場合、Finderのサイドバーに本製品がマウントされます)。
※アクセス制限を設定していない場合に、ユーザー名とパスワードを入力する画面が表示されることがあります。その場合は、下記を入力してください。
ユーザー名:「guest」
パスワード:空欄

 

これに従ってやっても、「本製品のアイコンをダブルクリックします。」してもなにも起きないです。うーん、困った。

 

対処法

以前のWindowsでは接続できていたから、Windows10のほうの問題なのかなとあたりをつけて調べてみたところ、SMB1.0が非推奨になったことによるものらしいです。

 

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4034314/smbv1-is-not-installed-by-default-in-windows

 

内容を考えると、対処方法としてWindows側でSMB1.0を有効にするのは避けたほうがいいですね。NAS側でSMB2.0とかに対応しているといいのですが。

 

NASの設定画面を見てみましょう。SMBの設定のところを見てみます。

 

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NAS(LD210D)のWeb設定画面

 

すると、おっ、それっぽいのがあるじゃないですか。

 

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NAS(LD210D)のSMB2プロトコルの設定画面

 

「SMB2プロトコル」を「有効にする」にしてあげると、あっさりNASにアクセスできるようになりました。よかったよかった。